ばしこ氏のブログ

月間10万PVありがとう。Twitterの話題を中心に「ちょっとこれ、どうなんだ」というネタに切り込んでいきます。      言葉が死ぬ前に、残しましょう。

クラウドファンディングの批判ほど、意味のない批判はない。

 

最近何かと、クラウドファンディングの批判を目にする。

 

「こんなん売れるわけないやろwwwwwwww」

 

とか

 

「何考えてこんなの売っとるねんwwwwwww」

 

とか。

 

 

しかしなんだかなー、それに違和感を感じることが多くてですね。

それをちょっと図で説明します。

 

 

そもそも、クラウドファンディングへの批判自体、無意味だと思うんですよ。

 

 

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クラウドファンディングは好きな人が売り、それを好きな人が買うシステムです。

そこでお金の行き来が発生している以上、特に何も問題はありません。

 

しかしなぜかそこにこういう人が現れます。

 

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結果、こうなります。

そりゃWin-Winのところに割って入ったところで、なんもありませんよって話なんですよ。

 

わかりづらいと思うのでもっと身近な話にしましょう。

僕の例です。

僕はゲーム好きなんでゲーム買います。

 

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僕はゲームが好きなので、特定のゲーム会社や、特定のゲームシリーズはしっかり買います。特に昔から好きな奴はもう10年以来のファン、とかだったりするので、そういうシリーズは人生の半分近く占めてるのでそりゃ買うわなってなるわけです。

なんも問題ないですね。普通の経済活動です。

しかしここに…

 

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お母さん登場です。

 

 

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しかしもちろん効果はなし。

だってお母さんはゲームの価値をそもそも知らないわけですし。

僕は小学校からやってるので、かれこれ15年ほどゲームをやっていますが、お母さんは全くやっていません。そういう人にゲームの価値を説かれても何も心変わりしません。

僕が、お母さんが取っ手のとれるティファールに金をかけるのがわからない、というのと同じで、向こうも同じようにわからない。

逆も同じなので、もちろん僕が「ティファールとかいらんやろwwwwww」と言ってもお母さんは何も変わりません。

だって家事をロクにしていないガキんちょからそんなこと言われても、ティファールの便利さを理解している人間じゃないと、何も揺らがんわけです。

 

こういうとわかりやすいんですが、なぜかクラウドファンディングではこのお母さん的存在がめちゃくちゃ出てくるんですよね。

なんで買いもしないのに文句を言うんだろう?

買う側が文句を言うのは、まだわかるし、仲間内の共感を呼ぶんです。

 

逆に「批判が意味を成す例」を出してみましょうか。

 

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僕も同じゲームファンから「このゲームあんまりおもしろくないよ」って聞いたら、少なくともお母さんから聞くよりかは価値が変わりますね。

 

つまり、クラウドファンディングの批判も、別に買う側が「これってどうなの?」という疑問を呈する分には何も問題ないと思うんですよ。

あと例えば「本当にこの企画大丈夫ですか?危険ですよ…」という指摘やアドバイスならまだわかるんですよ。

実際最近話題になった197ヶ国めぐる!みたいな企画でも「実際○○に行ったことがあるが、危険だからやめたほうがいい」「ここは入国が厳しい」といった、実践的なアドバイスがあり、それはまだわかるんです。

 

しかしいかんせん、近年はそこもわからず、買わないアドバイスしない、ようは何もしない層が「クソ無価値ワロタwwwwwwwww」とつぶやくような批判が増えてきているような気がします。

 

ただ、だいたい追っかけると、そういうクラウドファンディング企画であっても、最終的に”40万円”とか”50万円”、平気で集めてたりします。

(先の197ヶ国のクラウドファンディングも、まあまあ叩かれたわりには40万円集めております)

 

これを忘れてはならない。

 

あんたらが馬鹿にしてる存在は、何をどう言おうが40万集める力があるんですよ。

 

これ、めちゃくちゃ大事ですからね。

40万円集める力がある人に対して、全くない人がギャーギャーいっても何も変わりません。

もちろん、多少なりとでも金を集める力がある人がコメントするなら別ですけども。

たいていそうではない。

 

批判が何も影響を及ぼしていないんですよ。

ただ本人がムッとして、ネット民がケラケラ笑うだけ。

 

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そして、わざわざ批判なんかしなくても、市場は素直なので、売れないものは売れません。一方、売れるものは批判があろうが売れます。

そういう風に経済というものは成り立っています。

 

 

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そしてネットで批判している間に、クラウドファンディングマンは僕らガン無視で何回も企画をします。

そして平気で40万とか100万集めて目標達成します。

先の197ヶ国の例であっても、叩こうがなんしようが40万円を集め、そんでもって行ける範囲の国に行き、色々と現実を知るでしょう。

そうしてさらにクオリティの高いクラウドファンディングを行い、次は100万円集めるかも、あるいは1000万円かも………

最初は無理だったとしても、僕らがネットでごちゃごちゃ書いている間に失敗をごまんと繰り返すので、そのうち成功します。

 

しかも僕らネット批判民と違い、「40万円投資される価値があると数字で表せる」という大きな数字があります。

僕らにはなんもありません。

 

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んで、ネットでうだうだ書いているだけの僕も、言うてネット批判民の一人なわけです。

何もせず、ただネットでおろおろしているファンキーモンキーベイビーなわけです。

なので、お互い無意味な批判は減らしていって、お互いなんか挑戦しましょう。

たぶん批判している人の大半が、”なんにも挑戦しない気質”だと思いますが、クラウドファンディング企画とか見て「これで金集まるの!??!??!?!」みたいなの見てると、何も挑戦しないのがだんだんアホらしくなってくるというか、ムカついてきます。

ムカついてきましたか?

OKです。

ならそれを暴言として本人にぶつけるのではなく、自分もアホらしい企画を立ち上げましょう。

クソみたいだな~と思える企画でもいいです、立ち上げましょう。

安心してください、あなたの目の前には、あなたがあれだけ馬鹿にしたクラウドファンディング企画が平気で50万円あつめています。

ならあなたがアホ企画立ち上げてもできるはずです。

 

なんで僕もアホ企画をどんどん出していきます。

 

企画出さない?

出さない?

 

OK。

ならその間に、僕はクラウドファンディング企画とか立ち上げて、ネット民にボコボコにされながら試行錯誤を繰り返して、ネット批判民をアゴで使えるよう頑張ります。

 

どっちが先にネット批判民を脱出して、金を集められる人間になるか?

勝負ですね。

ネット批判民のみなさん、一緒に頑張りましょう。

 

たぶん「ムカつく~!!!」という感情は、「こいつばっかり成功しやがって~~!!」みたいな感情です。

そして、このブログでわかったように、「失敗しろ!!!!!!」と、念を込めても、全く失敗しません。

ですので、彼らよりもっといい企画を立ち上げてやりましょう。

1000万円くらい集めて彼らをぎゃふんといわしてやりましょう。

 

おわり。