ばしこ氏のブログ

月間10万PVありがとう。Twitterの話題を中心に「ちょっとこれ、どうなんだ」というネタに切り込んでいきます。      言葉が死ぬ前に、残しましょう。

マキマの支配についての解釈と、マキマ死ねという恨み節(ジャンプ本誌ネタバレ)

マキマキモイ、死ね。

今2時間かけて3000文字ぐらい書いたメモが全部消えたが、それでも許せんと
思えるくらい、マジでノータイムで書き直そうと思って今書き直しているくらい、マジでマキマが嫌いで死んでほしいです。
その怒りの丈をここに書きます。

 

なんでそんなにマキマが嫌いか。基本的には「残酷なことして…死ねよ!」って怨みとかじゃないです。
「支配」がクソクソクソキモイからです。
こいつは完全なる支配の悪魔、ヒトラーと同類、だからこそ嫌悪感が出るのだと思う、死ね。
何点かあるよ嫌悪感がでるところ

 

 

 

①かわいい面/スキがある面を最悪のタイミングで出してくるから


これ完全に「わかって」ましたよね。
なーにが「こんな一面みたら許せてしまう…」だよTLのオタク、
典型的な支配文脈のやり手だよバカヤロウ
以下Wikipediaナチスのプロバガンダ」より引用

一方で同時にヒトラーの神格化や過剰な称揚を、「ヒトラーも君と僕と同じ人間だ」と個人的側面を提示して抑えようとする試みがあった。ハインリヒ・ホフマンは例えば1932年にパンフレット『知られざるヒトラー (Hitler wie ihn keiner kennt)』を出版し、そこでは「指導者(総統)」は子供好き、熱心な狩猟家、愛犬家、車好きとして紹介された。牧歌的なベルクホーフがこうした写真の背景を務めた。

愛犬家としてほほえましく映すのはまさにそのまんま。作者は意識していると思う、タイミングが完璧すぎる。
だって前にアキを殺したというか、アキがあんななったのはマキマさんが悪いのでは…
しかもアキをコントロールしてた…天使も…マキマさん悪い人じゃね…?
という疑念と、読者(デンジも同じ立ち位置にいる)の不安、
「マキマさんを信じていいのか?本当は怖い人では?」と思っているところに
いい人というか、人間的な一面を突如見せてくる。
それで読者(デンジ)が安心したところにパワーを殺す。
そこで判断力を失わせている。
この順序が逆であれば、読者もデンジも、「パワー殺した!?ゆるせん!!」と
”マキマは信じてはいけない”に完全に降り切れていたと思うが、
前の犬の描写は、情緒を揺らがせるための手法である。
情緒を激しく揺さぶり、判断力をにぶらせ、従うしかない状況に陥らせている。死ね。

 

②言葉の呪いをかけてくるから(普通の生活送っていいはずがないよね?のシーン)


ここも、結局「なんだこのクソ女、勝手に決めつけ押し付けてきやがってしね」となるが
大きなポイントが「お前は普通の生活を送ってはいけない」という言い方ではなく
「君は、普通の生活を送っていいはずがないよね?」「はい…」
と、最後にデンジからの「はい…」を引き出してくるところにある。

 

はいここクソ支配ポイント。

 

こうやって相手からセリフを言わせるのは支配ポイントです。
自分で選んだ/自分で気づいたと錯覚してしまうからです。
この手の言葉は、かなり染み付くんですよ。かなり呪いとして効果的なんですよ。

言葉の呪いとして確かに同じセリフを支配者側から繰り返し言うことも有効ではあるのですが、それ以上に「自分で言った」というところにはその何倍もの効果があります。

特にデンジのような頭の悪く、意思の弱い人間には「自分の考えはこうだったのか…?」と思わせるほどの力があります。

この呪いはそうそう消えません。

僕も相当されましたので恨んでいます。死ね。

この呪いって簡単に消えるもんじゃないんですよ。

だから使うやつは犬飼ってようがかわいかろうがチェのファンだろうが、知らないんですよ、問答無用で死んでもらわないと、呪いの被害者が増えるんですよ、死ね。

 

陰キャにありがちな「程度が低い”と思っている”人間を支配できる」能力だから(思っている…がめちゃくちゃ重要)

これです。

これほんとパワハラ・DV・毒親などの精神に通じる、クソ陰キャなんちゃって支配マンだと思っています、陰キャキモイんだよ死ね。

どういうことかというと、単純に自分より能力の低い人間はコントロールしやすいですよね。というか、それは別に悪い意味ではなく、こちら側が能力がある以上、仕事とかする時はコントロールしてあげないといけないですよね。

 

ただ、陰キャは基本的にそれができません。なぜでしょうか。

それはコミュニケーションがうまく取れないからです。

バカな無能マンだが態度が強い奴には逆らえないからです。

そういう下地があると、成長して陰キャ脱出したように見えても、根っこに陰キャが残り、「悪い陰キャ」として成長します。

そうすると、「バカで態度だけでかい無能マン」の真似をし始めます。

要は能力以外のところで、態度や言動の仕方でコントロールをするわけです。

僕の職場にもいましたよ。

僕に直接言えないからって、僕以外の人間通じで僕のミスを指摘し、一応こちらから

最低限の儀礼として謝罪の電話してあげたら

大したミスでもなかったうえに、そのミスがどう迷惑をかけたか/どういう改善が今後必要かといった建設的な話題は一切なく「はあ~…いってもわからんからもういいよ」とこちらがほとんど何も言っていないのに電話切ったクソ陰キャがいました。

見てるか? 許さんからなお前。

 

まあそういう陰キャしぐさなわけです。

DVマンや毒親も、基本的には「陰キャのねっこ」がどこかにあると思います。

自分がうまくコミュニケーションをとれなかった/自分も態度で支配されたという想いがあり、その復讐を他人にし始める。

 

まあ、マキマはそういう感じではないでしょうが、少なくとも「能力はチェンソーマンに負けているのに、自分が程度が上だと思っている」とか、ファンだとかいいつつ支配しようとしているところ辺りになんか陰キャしぐさを感じます。そういうよくない陰キャ、悪い陰キャしぐさ。

 

④これでもオタクが許しそうな感じがしてしまうから

これたぶん③が影響しています。

許すな。

そもそもマキマは陰キャなんだから、陰キャの支配は得意中の得意だからな。

そこ絶対わかってるからなマキマ。

許すな。さもなければ死ぬ。

だから僕一人でも徹底的に死ぬほど拒否し続けます。

 

 

おわりに:マキマに隙を見せるな

 

この手の人間に一切スキを見せるな。

許すな

変なプラスの感情を抱くな

ただし冷静に見続けろ

 

この手の人間には、冷静さを欠いた視点を抱いた時点で終わりです。

なので僕も一見冷静さを欠いているように見えますが、

これは正直「マキマを肯定する人間」の想いがまだ消え切っていない

それの脅威度を見計らって強く拒絶する言葉を発信しているので

そこはバランスを取っています。

逆にマキマへの怒りでしか埋まっていないタイムラインになれば、その際は警戒します。支配者において、そういった感情の揺れ動きは必ず織り込み済みのはずだからです。

織り込んでいないはずがない。

 

なので逆に「マキマの一切の情報に触れるな!しぬぞ!」

となっても危険です、必ずその流れを織り込んでいます。

だからこの手の人間には、結局は均衡を保つのが一番です。

そのうえで、いつも中立の人間だけでは、圧倒的な逆方向の力を留められません。

なので今回はマキマに対する怒りで埋めました。

 

マキマはさっさと死ぬべきです。

支配文脈を使う人間は死ぬべきです。

 

 

最後にフォローをしておくと、マキマが死ぬほど嫌いなことに全くもって間違いはありません。しかしそれは作品への否定ではありません。

むしろ、「支配の悪魔」であるがゆえに、

そういった支配者への拒否感は必ず人々の中にあるはずです

ヒトラーへの嫌悪感など)

それを思い起こさせるほど、支配の悪魔として完璧に

描ききったタツキ先生、これは本当に見事な手腕で、

タツキ先生はマジで「読者を支配する悪魔」だと思います。

なのでメタ的にいうと、ここで「マキマキモイ!!氏ね!!チェンソーマンもう見たくもない!!!」とまで考えがいってしまうと、おそらくそれはタツキ先生の支配にハマってしまっていると思うので注意をしてください。

 

以上、マキマへの恨み節でした。